相談例:建物の一部が 道路にはみ出している

noumurasekkei20200407

山梨県富士吉田市 木造在来工法 平屋建て 築 40 年 店舗

相談内容
古い建物で、建築後だいぶたってから都市計画道路の幅員が確定したため、屋根 が道路にはみ出していることになり、後退するよう要求されている。

回答
現地調査の結果、道路に面する屋根と、窓のシャッターボックスが、長さ 22m にわたって、道路境界から 40 ㎝ほど、はみ出していることを確認。
天井をめくって調べたところ、柱・梁・桁などの構造材はしっかりしていること が分かり、屋根は切断と補修に耐えられると判断した。
かなりの大工事となるので、この機会に窓を大きなショウウィンドウに取り替 え、シャッターボックスも室内側の天井裏にすっきり収めることを提案。
実測のうえ、平面図・断面矩計図を作成し、概算工事費も算定して提出した。