新型コロナウィルス対策として、在宅勤務やインターネット授業などが推奨されている。
職場や学校、往復の乗り物などで三密を避けるため、自宅に引きこもることになる。 では、あなたのご自宅は本当に安全、安心なのだろうか?
このように開放的な家なら、換気・通風は十分できるが、今日の日本では希少である。
戸建て住宅であっても、ほとんどの場合 周囲に家が近接していて、換気のために窓を開けると、今度はプライバシーが保てないことが多い。
マンション・アパートでは、窓がない部屋も存在する。 建築時には納戸として合法的に申請し、分譲・賃貸時には個室として、○LDKなどと称して客に説明しているからで、換気どころか採光などもない、違法建築になってしまう。
窓がなくてもエアコンで送風できる、と誤解されることもあるが、エアコンは室内の空気を掻きまぜているだけで、外の空気と換気することはできない。 ロスナイという、室内の温度を保ったまま換気できるという優れものがあるが、外壁に穴を開けなければならないので、集合住宅では不可能なことが多い。